女の子とiPod

2010年11月5日 お仕事
いつぞや音楽が足りないと話したことがありますよね?

なので最近は通勤にiPodを使い、音楽を聴いてます。

音楽はいいですねー
癒しアイテムです。


で。
ちょっといい話(前話したかも)。




iPodを出してるapple。

そのえらい人、Aさんの話。

今となっては爆発的にヒットしましたが、Aさんは最初iPodには乗り気じゃなかったらしいです。
「2万そこらのものを売ってもお金にならない。もっとデカいのを売りたい」
と。

だから開発にしても、設計にしてもあまり力を注ぎ込まなかったそうです。

ある日、Aさんはふらっと家電量販店に寄り、iPodの市場を確認しました。

すると中学生くらいの女の子がいて、財布を握り締めて泣いていたそうです。

店員さんに話を聞くと、何ヶ月も前から少しずつ少しずつ我慢してお金を貯めて、やっとの想いで買いにきたら、好きなカラーのiPodが売り切れだったそうです。

女の子は泣きじゃくっていたそうです。

Aさんはこの瞬間に気づいたそうです。

appleにとっては小さい商品かもしれないけど、この子にとっては何ヶ月の我慢の結晶なのだと。

その女の子の溢れる涙が胸を突き刺したそうです。

今回のように自分が生半可な気持ちで作って、誰かが悲しむのはおかしい。

例えば、適当な生産で欲しい人に行き届かない。
例えば、孫からのプレゼントなのに開発が不十分で壊れたら。


Aさんは、iPodに対して本気に取り組んだらしいです。

そしては今では爆発的な大ヒットです。

人によって価値は違う。
ただその価値を一番重要視してる人の立場に立たなければいけない。

人の立場に立つこと忘れないこと。
それが人を想う一歩です。

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